【時流を読む】流れが変わる、もっと前にその兆しがある
いくとも です。
今回は起業初期というよりは、もっと概念的な話になります。
というのもビジネスにおいて時代の流れに合っていないと
相当な努力をしてもなかなか生き残るのが難しいということがあります。
逆に時流に乗っていればそれほど苦労せずに上手くいきます。
ビジネスを行う人にとって、時代の流れを敏感に察知することは非常に重要で、これから起業をする人だけでなくすでに起業している人にとっても有益な話になると思います。
易経の考え方なのですが、物事の変化にもその兆しというのはもっと早くに起きていて
その変化を察知する例え話です。
今、3月で暖かい日が多くなって春の兆しを感じますね。
では、いつ頃から春が来るなと感じたでしょうか?
最近?
それとも2月中旬の花粉が来始めた頃?
節分、立春?
それとも1月?
明確な基準となる日が一つあります。
春が来るなと感じる兆し。
それは 12月22日 です。
なぜかわかりましたか?
察しのいい方ならわかりそうですね。
一番日が短い日、冬至です。
この日を境に日がだんだん長くなっています。
違う基準の変化がもっと先に起きていて、
気温という現象として現れてくるのが3月ということです。
今のネットの流れもPCが普及しはじめた1995年頃には、
いや、それよりもっと早くその兆しはあったということです。
和式から洋式トイレ、米からパン、畳からフローリング。
歴史を振り返ると兆しは随分前にあったと気付くでしょう。
これからやろうとしている事業、今やってる事業、
時代の変化にどう合わせていくのか、
変化を感じ取るヒントにしてみてください。