理学療法士が起業する方法【オススメも紹介】
何で起業するのか?それが問題だ。
こんにちは。いくともです。
数年前から起業したい理学療法士が増えていると思います。
僕は介護保険事業を中心に起業しましたが、初めは本当に何をしていいかわかりませんでした。
起業を志す人、どうしようか迷っている人に同じ失敗をしないように参考にしてもらえたらいいなと思います。
主な起業コース
- デイサービス、訪問看護ステーションの介護保険施設系
- 整体院、パーソナルトレーナーなどの自費サロン系
- セミナー会社系
- その他
こんなところでしょうか。
とっかかりは事業計画書から!
まずは事業計画書を作るところから始めることをオススメします。
理由は
- 初期費用はいくらかかるのか
- 採算の取れるのか、黒字化はいつくらいなのか
- 必要な人、モノ、金の明確化と調達法
- 失敗したときのリスクはどの程度か
このようなことをハッキリさせておくことで
やるべき事業なのか、リスクが大きすぎる事業なのか
自分のモノサシで図って決めることができます。
事業計画で考えておくべきことは3つ!
事業計画と言ってもそれほど難しく考えることはありません。
(計画に当たって色々調べること、決めることはありますが)
- 初期費用と毎月かかる費用の洗い出し
- 値段の設定
- 損益分岐点と黒字化する時期の見通し
この3点について、具体的、現実的に調べて計画を立てていきます。
自宅をサロンにした場合の事業計画の例
イメージがわくように、簡単な例をあげてみましょう。
- 初期費用と毎月かかる費用の洗い出し
まず、初期費用から。
自宅をサロンにする場合は
施術用のベッドやマット、内装に関わる備品程度でしょうか。
それらを自分でイメージして実際の購入価格も調べます。(Amazonとかで)
施術用ベッドは安いもので1万円くらいで買えるようですね。
あとは最初の集客をどうするかですね。
パンフレットは何でつくるのか、自分でエクセルで作ってポスティングすれば大した費用はかかりません。
紙やインク、コピー機でざっと5万円としましょう。(自分でやるときはちゃんと調べてくださいね)
そうすると初期費用は6万円くらいでできます。
毎月かかる費用も集客の広告費によりますが、チラシの作成費程度です。
(広告費を掛けたい方は慎重にできる範囲でどうぞ)
ここでは1万円とします。
ただ、自分で生活するお金も稼がなければいけませんので、
毎月かかる費用として自分の生活費も加えておきましょう。
ここでは仮に25~30万円としましょう。
これでおおまかな初期費用と毎月の費用が出せました。
初期費用に6万、毎月約30万円 となります。
- 2 値段の設定
- 3 損益分岐点と黒字化する時期の見通し
値段の設定は色々な考え方があるので、これが正解というのは難しいところではありますが、個人的なオススメは人に話して気持ちのいい価格がいいと思います。
要するに安すぎず高すぎずですね。
理学療法士が60分施術するのに3000円と言ったら安すぎるでしょうし、
5万円と言ったら、それは高すぎじゃない?と思うでしょう。(よっぽど権威性がない限り)
毎月の費用を単価で割れば、どれくらいの顧客がいれば採算が取れるのかわかります。
仮に60分1万円としたら、採算が取れるのは月20日稼働で30人。
1日あたり1.5人お客さんがいればとりあえずは食べていけるということになります。
おおまかな事業計画を立てるイメージはできたでしょうか?
他の仕事でも考え方は一緒ですので、応用して考えてみてください。
オススメは副業レベルではじめることから!
僕のオススメは副業でできるレベルの小さいことから始めるのがオススメです。
生活費を確保した上で、土日だけやってみてください。
そこで集客の難しさに気づくと思います。
値段設定やマーケティングやセールスなど、今までと違うことを学んで実践して改善することです。
いきなり仕事を辞めて借金して起業という形は勧めません。
その場合はすでに顧客を獲得してる状態でやるべきですね。
また、取り巻く環境も日々変わっているので業界や世の中の動向も見て、身の振り方を考えていくといいでしょう。
まとめ
- 事業計画を立てよう!
- 副業レベルで始められることからやろう!
事業計画を立てるのは
- 初期費用と毎月かかる費用の洗い出し
- 値段の設定
- 損益分岐点と黒字化する時期の見通し
これらが基本!
まずは計画から始めてみてください。
今回の記事は以上です。